デイで!家庭で!夏から始める療育プログラム

この夏、家庭やデイサービスなど各事業所で、どのように過ごされますか?コロロでは、日頃よりからだ・ことば・こころをトータルに育てるプログラムを実践しています。そこで、時間が有効に使える夏に、ぜひ取り組んで頂きたい療育プログラムをご紹介します!

ことばの学習

行動・運動の
トレーニング

適応・社会性トレーニング

おすすめプログラム① お勉強編

この夏おすすめの教材!

【文科省選定図書】
発達障害児のためのことばの練習帳 しつもん文

コミュニケーションの基礎としての、簡単な質問に答えるための問題集です。色、形、あいさつことばなど、分かりやすい質問を豊富に掲載。

コロロメソッドで学ぶ
ことばの発達ワークシート② 
ボディイメージ編

ことばの学習で子どもの身体認知力を高める!
からだの部位や動きの名称を、読んで・書いて・動いて覚えるワークです。発送:8月上旬予定

ぐんぐん脳活①発達障がい児者のための自習ドリル 文字と図形の模写・書写

発達障がい児者が自習するための学習教材です。
【おすすめの学習段階】
・ひらがな、カタカナ、漢字の模写ができる

段階別教材の紹介

無発語から文字かき初歩、発語のファーストステップ

なかなかことばが出ない、お母さんの真似ができない…というお子様と関わる保護者・支援者の方に。発語に導くスモールステップをどのように重ねていけばよいのかがわかる教材をご紹介しています。

ことばが出てから
やりとり・会話まで

ことばがでても、コミュニケーションがとれるわけではありません。エコラリアになってしまう、一方的なおしゃべりから会話に発展しない…というお子様と関わる保護者・支援者におすすめの教材をご紹介しています。

高機能自閉症・アスペルガー向け

高機能自閉症・アスペルガーの子どもたちがが苦手とする、コミュニケーション能力や社会適応力を身につけていくための学習教材や、保護者や支援者が彼らの特性を理解するための参考書籍をご紹介しています。

おすすめプログラム② 手先を使う作業

発達障がい児のためのシールブック(シール付)

発達障害をもつお子様が学習するためのシール貼り教材です。
すぐにお使いいただけるようシール付きでご用意いたしました。

アイディアあふれる
手作り手作業教材

NPO法人コロロの会 生活介護事業所ういんどの皆さんによる様々な手作りの手作業教材をぜひ参考になさってください。

【手作業教材】おうちでできる作業紹介

おうちで簡単に実践できる自閉症・発達障害児者向けの手作業教材を紹介しています。7回シリーズとなっておりますので、ぜひ参考にしてみてください。

おすすめプログラム③生活習慣編

健康に暮らすためのQ&A 食事排泄睡眠

Q.年少男児の母です。息子は口にできる食べ物が極端に少なく、食べられる物が増えていきません。気長に待つしかないのでしょうか。

A.「食事の幅が広がっていかない」と偏食に悩まれている方がたくさんいらっしゃいますね。偏食改善には毎日の積み重ねが欠かせません。が、いざ食べさせようとするとこのように拒否されてしまうことがほとんどです。

「接触防衛反射」に対応して食事指導を始めよう
写真1のお子さんは食べることや食べさせられることを嫌がっているように見えます。しかし、もう一度トライすると写真2のように食べることができました。この違いがお分かりでしょうか?写真1のように首をそむけてしまう原因は「防衛反射」によるものです。反射についての詳説は割愛しますが、本人の意思ではないので、反射に対応した介助をすることで写真2のように食べることができます。
(続きは発達プログラムNo165 P28 健康に暮らすためのQ&A 「偏食指導には原因分析が大切」)

Q.寝付きが悪かったり、夜中や朝方に起きたりします

A.睡眠リズムの乱れは自閉症のお子さんたちによく起こります。そして、そのまま見過ごしていくと、
夜眠らない→朝起きない→昼夜逆転→異常行動・引きこもり
というような悪循環を招きます。
コロロでは以下の3つに重点を置き生活することが大切だと考えています。

1.早起きし、日中はしっかり体を動かす
睡眠障害の要因の一つに生活リズムの乱れがあり、その乱れは睡眠リズムの波にも直接的に影響してきます。日中活動では歩行や運動で体をしっかり動かし、生活リズムを整えることが大切です。睡眠は活動するためのエネルギーを蓄えるためのものなので、蓄えたエネルギーを一度使い切ることによって、すみやかな眠りへの準備をしましょう。一人で飛び跳ねたり走り回って動いていても疲れることはありませんが、他者と一緒に運動することで、身体コントロールに意識が向き、程よい疲れを感じさせてくれます。

2.頭を使う
人間の脳は体全体の20%を消費すると言われています。日中活動の中で学習や作業の時間を作り、頭を働かせ、考える時間を設定しましょう。

3.覚醒レベルを高く保つ
睡眠リズムが乱れやすいお子さんは、日中ぼんやりしていることが多く、昼と夜の覚醒レベルの差があまりありません。お家の中でも姿勢が崩れやすい・すぐに寝転がってしまう、ということはありませんか?1や2を意識した日中活動をしながら、あまりぼんやりさせないように、姿勢の崩れや小さな常同行動から止めていくことが大切です。また、夜に寝てないからといって、朝そのまま眠らせていたり、日中うととうとしてしまったりでは体内時計は狂ったままになってしまうのでよくありません。睡眠・生活リズムを整えることは、日常生活における様々な問題行動を抑制していく糸口の一つとも言えるので、早急に日中の過ごし方を見直していきましょう。

Q.1.5h~2hはおしっこせずにいられるのですが、いざトイレやおまるに誘っても嫌がります。仕方なくオムツをはかせるとオムツにだしてしまいオムツがなかなかとれません。

A.おしっこ=オムツにする、というこだわりになっているようです。まずは出なくてもよいので便座に座り続ける練習をしましょう。
2~3分抵抗なく座り続けるようになってきたら、少し水分を多めに摂るようにします。そろそろ出したいはず、というタイミングで便座に座らせ、出なければまた数分後に座らせて…という具合で根気よく繰り返しましょう。
1~2度成功すると、「出した」快感で、便器に出せるようになることが多いです。

「食事」に関する講演会開催!
7月23日(土)食事に関する様々な問題について、その根本原因や対応方法を豊富な事例や動画などを用いて解説します。
ぜひご参加ください。
「支援者のための療育講座2022 第1回 ー食べるー 病気になりやすい食べ方・病気になりにくい食べ方」
※6月8日に開催された講演会のオンライン再配信です。

おすすめプログラム④ Let’s 行動トレーニング

行動トレーニングとは?

あらゆることに先駆けて行う土台となるトレーニングです。
体のコントロール力を育て集中力・持続力を高めることで
学習や作業能力が向上するため、
言語・概念が育ち
家庭や活動場所でコミュニケーションがとりやすくなり、
社会生活への適応力を高めることに役立ちます

”座っていられない、行動が途中で止まってしまうなどの原因は、
原始反射の残存や四肢の未分化、意識の途切れなどにありますから、
行動トレーニングを行うことで意識レベルを一定に保ち
○○し続ける力をそだてます

左右の足を交互に出して歩き続ける、
両足をそろえて制止する、
手をひざに置いて正座する、

といった単純な動作を正確に繰り返し行うことで、
徐々に持続力が養われます。

行動トレーニングは、あらゆる指導・訓練に先駆けて行うべき、
有効かつ共通の基礎トレーニングです。

「コロロメソッドによる自閉症療育 くらしの力を育てる」 より

「夏の課題表」を参考にして、行動トレーニングに取り組んでみましょう!各行動トレーニングのやりかたは発達プログラムNO.145をご参照ください

発達プログラムNo.145
自立のための身体づくり
― すべてにつながる「体幹」

体幹づくりの重要性を解説し、体幹支持のためのトレーニング方法についてご紹介しています。

行動トレーニング 夏の課題表
身体が変われば、「できる!」が増える

歩行トレーニングのすすめ

手足の使い方を身につけ自立歩行を確立

体幹を整える

相手に合わせることを
覚える

持続力を養う

一人で歩ける子どもでも、「一定のペースで」「相手に合わせて」歩くことを教えるために、まず手をつないで1時間だまって歩く練習をしましょう。

・1時間以上歩き続けることによりリズムが整う
・手をつないで歩く。うでを組んだり、もたれかかったり
 しない。一人で自由に歩かせない。
・大人が一歩前を歩く。大人の早歩きくらいのペースがよい。
・一定の歩幅、一定のペースで歩く。ピョンピョン跳び、
 走り出し、すり足、つま先歩きなどはなるべくさせない。

手をつないで歩くのは、ちょっと抵抗があるという場合は「ペッタン歩行」で歩いてみましょう。大人の背中に手をくっつけて歩きます。

「コロロメソッドによる自閉症療育 くらしの力を育てる」 より


トレーニングを行うときは、涼しい時間帯や場所を選び、こまめに水分補給をしましょう!

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