幼児期 ~就学前まで
よく見る・よく聞く・よく考える
一日を通したプログラムで「からだ・ことば・こころを育てる」
発達に心配があるお子さん専門の療育機関です。早期から療育を始めることにより、生活の基礎をそだてます。
自由遊び・リズム体操・手遊び集会・戸外歩行・食事指導・学習指導を行いながら、集団適応力や言語理解力を伸ばします。
6つの療育プログラム
生活
集団行動
適応行動
発語
概念学習
身体づくり
- ①生活
指導をするとき、身体のリズム・動きのリズム・動と静のリズムなど、行動リズムの調整をベースにしてプログラムを進行します。これらのプログラムは、常に発達全体を見据えながら全人的にかかわっていこうとするものですから、他の療法を併行しても差し支えありません。 - ②集団行動
課題も教材もすべて個別に用意しますが、個人指導の形をとらずに、できるだけ集団で取り組めるようにしています。整然とした集団を見ながら行動することは子どもにとってわかりやすく、社会的行動を習得しやすいからです。集団に入れなかった子が、初回から集団の中で無理なく行動し着席できてしまうのでよく驚かれます。特に行動障害の強いお子様には、コロロメソッドによる「集団」が効果を上げます。 - ③適応行動
計画的・段階的にこだわりをくずし、「いつでもどこでもだれとでも」適応行動がとれることを目指します。いちばん困っている問題行動に対応する前に、相手に合わせたり指示に応じたりする「よいパターンをつくる」、くずせるこだわりから一つずつ対応する「こだわりくずし」を行うことによって、色々な状況に対応する適応力を身に付けます。 - ④発語
ことばが出ない子に文字を書かせることによって発語を促し、さらに概念を獲得していけるようにプログラムを個別に組み立てています。多くの自閉症児には視覚優位の傾向があり、音声よりも目に見える文字の方がわかりやすい場合が多いのです。実際に、他の療育機関で、「ことばは出ない」と宣告された子どもたちでも、このプログラムによって発語した例が少なくありません。 - ➄概念学習
言語認知能力が低い、発語がない、教材に集中できないとといった行動上の問題を抱えるお子様に対して、文字や数字を書くことで、言語脳を活性化させ、概念力やコミュニケーション力を高めます。個別のプログラムを基に、ことば、数、社会性の学習を中心に行います。教材はすべて個別に用意し、毎回家庭での課題(宿題)を出します。保護者がお子さんへの対応法を理解し、実践できるよう、具体的にアドバイスもします。「主たる療育者は親」という位置づけをしているのも、コロロの大きな特徴です。 - ⑥身体づくり
座っていられない、行動が途中で止まってしまうなどの原因は、原始反射の残存や四肢の未分化、意識の途切れなどにありますから、意識レベルを一定に保ち、○〇し続けるトレーニング=行動トレーニングを行って基礎力をつける必要があります。基礎力がつくと、行動が落ち着いて長く続けられるようになり、集中力が高まります。そうすると、学習や作業能力が向上するため言語・概念が育ち、家庭でもコミュニケーションがとりやすくなり、社会生活への適応力を高めることに役立つのです。
基本課題
歩行トレーニング
一定のペースでみんなと歩くことで、体幹バランスや身体感覚を鍛えます。身体の発達を促すことで、持続力を養います。
ダイナミックリズム
独自の集団音楽療法です。
音楽を使って無理なく楽しく集団活動を行います。みんなと一緒に活動することを学びながら、集中持続力を高めます。
学習・発語プログラム
幼児期から”書く”ことで、コミュニケーション力を高めます。発語がない・少ないお子さんは、独自の発語プログラムでことばの獲得を目指します。ことばのあるお子さんは語彙を増やし、概念力を高めます。
行動トレーニング
静止・動作のトレーニングで体幹保持力・全身のコントロール力を鍛えることで、身体感覚を身に付けます。また、手作業課題で手先のコントロール力を高め、はさみ・のり・お箸など道具の使い方の上達を目指します。
適応力トレーニング
子ども一人ひとりの行動を分析し、問題行動改善プログラムを作成します。パニック・こだわり・他害といった困った行動を軽減します。
食事
「食」という基本行動の管理ができていることこそ、良好な親子関係をつくる第一歩であり、社会適応力アップのカギとなります。コロロでは、偏食トレーニング・食具の使い方など、一人ひとりの段階に合わせて食事指導を行います。
自由遊び
握る・離す・つまむなど、手の使い方を覚え、おもちゃ・遊具の本来の目的に沿った正しい遊び方やルールを教えることで”自由時間”の有意義な過ごし方を身に付けます。
幼児教室一日の流れ
一日を通したプログラムで、からだ・ことば・こころ を育てます。
音楽に合わせてカラダを動かします
教材や手遊びで着席持続
毎日約1時間歩きます
苦手なものもちょっとずつ練習
発達段階に合わせて取り組みます
幼児教室のコース
様々な通い方が選べます。幼稚園・保育園・他の療育園との併用も可能です。
毎日通園コース
火~土9:30~14:00
土曜のみ9:30~11:50
週1日通園コース
火~金9:30~14:00
土曜コース9:30~13:00
定期相談コース
※都度予約をとる通い方です。
1~2か月に一回など、
ご都合に合わせてお選びいただけます。
その他受けられるサポート
保護者面談
実際に療育にあたるスタッフとの面談で、家庭生活のアドバイスや療育プログラムを具体的にお伝えします。
MT講座・FT講座
保護者の皆様に専門的な知識を身につけ、MT(MotherTeacher)・FT(FatherTeacher)としてお子様の家庭療育を行なっていただくための勉強会を定期的に開催しています。
ペアレントトレーニング
歩行・学習・食事など「おうちでできる」を目指し親子トレーニングをしていきます。
行事
普段とは違う場所での活動で、適応力を高めます。
ハイキング・登山
整備された道路ではなく、敢えて自然の道を歩くことで、周りをよく見て、障害物を察知し、手と足、身体全体をコントロールしていく事を学んでいきます
合宿
いつも一緒にいる家族とは離れ、集団で生活をします。ハイキングや登山を中心とした一泊の合宿(年数回)と、夏季には年長以上のお子さんを対象に、ハイキングや登山、作業や学習等のトレーニングに加え、川遊びや花火大会など楽しい行事も盛り沢山の5泊6日の夏季合宿も行ないます。
DR
コロロ独自の集団音楽療法です。音楽や周囲に合わせて歩く・走る・止まる・手をつなぐといった基本動作を中心に、模倣やダンスを取り入れることで、無理なく集団に参加する事ができます。
①障害児の行動リズムを整え、集中力・持続力・適応力の基礎を作り、自分から考えて行動(自立動作)する力養います。
②集団参加を通して、社会性を養い、生活自立の芽を育てます。
初めての子どもでも参加することができ、練習は必要ありません。出会ったその瞬間から「集団の渦」に巻きこみ、集団に参加させてしまいます。まさに集団の持つ力、ダイナミクスを利用したプログラムなのです。
杉並毎日通室コースのお子さんは、ころろ子ども探検隊との統合保育・合同行事も盛りだくさんです
学童期 小学校~高校
フリースクール
一日を通したプログラムで適応力と概念力を高めます。集団活動の中で個別プログラムをたて、社会生活のスキルを身につけます。全体学習・個別学習(ことば・数)・作業・運動トレーニングを行いながら、活動の幅を広げ、社会に適応する力を育てます。
学童教室
豊かなコミュニケーション力を育てます。2時間の学習指導で、家庭でできる学習プログラムを提案します。お子さん一人ひとりに合わせた学習プログラムを組み、ことばと数の学習指導を行います。会話や意思の疎通などコミュニケーションの向上をねらいます。
6つの療育プログラム
生活
集団行動
適応力行動
発語
概念学習
身体づくり
- ①生活
指導をするとき、身体のリズム・動きのリズム・動と静のリズムなど、行動リズムの調整をベースにしてプログラムを進行します。これらのプログラムは、常に発達全体を見据えながら全人的にかかわっていこうとするものですから、他の療法を併行しても差し支えありません。 - ②集団行動
課題も教材もすべて個別に用意しますが、個人指導の形をとらずに、できるだけ集団で取り組めるようにしています。整然とした集団を見ながら行動することは子どもにとってわかりやすく、社会的行動を習得しやすいからです。集団に入れなかった子が、初回から集団の中で無理なく行動し着席できてしまうのでよく驚かれます。特に行動障害の強いお子様には、コロロメソッドによる「集団」が効果を上げます。 - ③適応行動
計画的・段階的にこだわりをくずし、「いつでもどこでもだれとでも」適応行動がとれることを目指します。いちばん困っている問題行動に対応する前に、相手に合わせたり指示に応じたりする「よいパターンをつくる」、くずせるこだわりから一つずつ対応する「こだわりくずし」を行うことによって、色々な状況に対応する適応力を身に付けます。 - ④発語
ことばが出ない子に文字を書かせることによって発語を促し、さらに概念を獲得していけるようにプログラムを個別に組み立てています。多くの自閉症児には視覚優位の傾向があり、音声よりも目に見える文字の方がわかりやすい場合が多いのです。実際に、他の療育機関で、「ことばは出ない」と宣告された子どもたちでも、このプログラムによって発語した例が少なくありません。 - ➄概念学習
言語認知能力が低い、発語がない、教材に集中できないとといった行動上の問題を抱えるお子様に対して、文字や数字を書くことで、言語脳を活性化させ、概念力やコミュニケーション力を高めます。個別のプログラムを基に、ことば、数、社会性の学習を中心に行います。教材はすべて個別に用意し、毎回家庭での課題(宿題)を出します。保護者がお子さんへの対応法を理解し、実践できるよう、具体的にアドバイスもします。「主たる療育者は親」という位置づけをしているのも、コロロの大きな特徴です。 - ⑥身体づくり
座っていられない、行動が途中で止まってしまうなどの原因は、原始反射の残存や四肢の未分化、意識の途切れなどにありますから、意識レベルを一定に保ち、○〇し続けるトレーニング=行動トレーニングを行って基礎力をつける必要があります。基礎力がつくと、行動が落ち着いて長く続けられるようになり、集中力が高まります。そうすると、学習や作業能力が向上するため言語・概念が育ち、家庭でもコミュニケーションがとりやすくなり、社会生活への適応力を高めることに役立つのです。